読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

生きることに不安はない、ただし。

あんまり“誰かに読んでもらう”を前提としていない備忘録。老後の貯金だけを目標にあと何十年も働くとか無理そうなので。

私は私が想像していた以上に頑張れない人間だった。

前の記事を書いてから109日経過したらしい。

ありがた迷惑な機能だ。

 

まさか100日以上経過して、これほど英語の勉強が進んでいないとは思っていなかった。私はまだ、単語をやっている。しかもまだ重要語レベル1だ。片足を上げてすらいない。要するに勉強していない。

当初、とにかく集中して単語だけをまずやろう、という計画を立てたわけだけれども、それは3か月程度で3500語を1周だけでも終わらせるような勢いがある場合に限った話なわけです。

こんな風にだらだらやるなら、単語だけやってちゃだめだよなー、並行してリーディングとかリスニングもやるべきではー、なんて思ったけれども、そもそも「だらだらやるなら」という前提がもう死んでる。

とはいえ一応、単語やってたんですよ。試行錯誤しながら。当該単語の部分だけ赤字にした例文書き出して赤シートで隠してみたり。1単語につき1ページで例文やら類義語やら反対語やら調べてノートを作ってみたり。前者は良かった気がする。続けられなかったけど。後者はだめだ。1日に3単語くらいしか進まない。

とまぁ一通り試行錯誤したので、もう試行錯誤が面倒になり、今日からはどこかの誰かが試行錯誤した結果をいただくことにしました。

dokugakulabo.com

「英単語 覚え方」で検索したら一番上に出てきたので。

私が使っている単語本は3500字なので、3か月でできるはずらしい。順調にやっても終わるの6月か…。2017年が半分終わってるじゃん...。

Sexual Minority Report

本当は、もっとちゃんと、整理してから書くべき内容なのだろうと思うけれど、時間が経つと自分の中で今感じているもろもろが薄れてしまうだろうから、書き留めることにしました。

手帳にでも書いておけばいいのかもしれないけれど、自分を知らないどこかの誰かに聞いてもらいたいという思いがあって、ここに書く。

 

自分の不勉強を恥じるばかりですが、セクシャル・マイノリティといえばいわゆるLGBTのことを指すものだと思っていました。だから自分が、マイノリティだとは思ったこともなかったのです。

そこに突然現れた、Asexual/non-sexualという概念。まじか。そういうカテゴリーがあったんだ。この概念を知った瞬間、私はセクシュアル・マイノリティになりました。自己申告だけれども。やっと「着席!」って言われた気分。

そうしたら、今まで誰にも言えなかったことを、言ってもいい気がしてきた。まとまらないけど。

 

・性的欲求がないということ

性的欲求がないというと、セックスしたくないということだな、と思われがちですが。

それ以前にまず、キスの意味がわからない。「どこから始まった習慣か知らないけど、みんな映画とか漫画で『恋人同士はキスするもの』だと刷り込まれてるからしなきゃと思うだけなんじゃないの?」って本気で思ってました。未だに思ってるけど。「キスしたい」が身体のどこからか湧いてくるというのがちょっと理解できない。

さらに「手をつなぐ」という行為なんですけど、これも理由がよくわからない。これはまぁ、性的なものではないかもしれない。おそらく、「私たちは恋人同士です」ということを外部に提示するという意味合いも強いと思うので。あと、寒いならわかる。

「セクシー」という形容詞がよくわからないのも性的欲求がないせいなのでしょうか。どうなんだろう。

 

・恋愛感情

恋愛感情がないわけではないと思っていたけれど、人とは少し違うな、とは感じていました。というのも「綾野剛が好き!」の"好き"と「同じクラスの山田君が好き…」の"好き"に差がないのです。だから「山田君が好き...」も3日で飽きてしまったりします。

性的欲求がない→付き合う必要がない→ならば一般人でも芸能人でもどっちでも同じ、といったロジックなのかと思いましたが、そもそも私が"恋愛感情"だと思っているものももしかしたら怪しいかもしれない。この辺がAsexualとnon-sexualを分けるらしいけど、今のところ自分をどちらかに割り振る必要性はあまり感じないからいいや。

恋愛相談に乗れない、というのも昔から自覚してきたことです。愚痴のような相談だったら、本気で友達を心配して(しかし恋愛というものに振り回される彼女を少なからず軽蔑して)、「別れればいいのに」としか答えられない。「好きなんだけどどうしよう」といった類の相談には「好きなだけじゃダメなの?告白とかしなければ一生好きでいられるよ?」みたいなことしか言えなかったため、もう20歳くらいの頃には誰も相談してくれなくなりました。

恋愛でボロボロになってしまった友達とかみると、本当に心の底から可哀そうに...と思う。恋愛なんかするからだよ...って。

 

・性嫌悪、は少し違う

かつて、"性嫌悪"という単語を見つけていくつかインターネット上の記事を読んでみたことがあるけど、なんか違うなと思った。

自分がしたくないだけで、漫画とか映画で観てもなんとも思わないし。潔癖とか汚いとか、そういうんじゃないんだな。それと、記事の中で一番気になったのが「治療法」とか「カウンセリング」といった単語。そういう性格なだけで、病気じゃないのにな。なんかこう、とにかくこれではないなと。

 

・性嫌悪の人とnon-sexualの人は大変だろうなと思う

好きな人がいて、その人が自分を好きでいてくれるのに、性的な嫌悪感があることもしくは性的欲求がないことが問題になってしまう。これはとても辛いと思う。まぁ価値観の違いって言えば価値観の違いだけど。

多分私はAsexual寄りなんだと思うんだけど、家庭が欲しいとか子供が欲しいと思わない限り、Asexsualってそんなに困らないんだよね。多分。むしろ早いうちに自分は将来結婚しないなってことがわかるので、経済的な安定のために資格をとったりできる。幸い、私の両親は孫の顔が見たいとか一切言わないし、同居しているので私も寂しい、家族が欲しい、とか思うこともないし、実は、特になにも困っていない。

 

・理由がなくてもいいんだ、という安心感

「セックスしたくない」って言いにくいんですよね。「なんで?」って聞かれるから。なんで?って聞かれても。君がグリーンピース嫌いなのと一緒だよ、って言っても理解されないから。理由がないことに罪悪感のようなものを感じていたけれど、理由がなくてもいいんだ!と思えたのは嬉しい。

今まで3人付き合った人がいたけれど、「セックスしたくない」を理解してくれたのは1人で、とても寛容で柔軟で頭のいい人だったので、なら別れるしかないねってすぐ納得してくれた。今でも一番いろいろと話す友達だから、彼にだけはどうやら私はAsexualと呼ばれる性的指向だったみたい!って伝えたい。

 

・自分を説明することばを手に入れた

説明する機会とかほとんどないとは思うけれど。今まで一言で説明することは不可能だったから。上に書いたことを全部言わなきゃいけなかったので。

自分がマイノリティと言われるものだと知って初めて思ったけど、多分、誰かに「理解して欲しい」って気持ちはない場合が多いのでは。わかんないけど。そうじゃなくてどちらかというと「知ってほしい」と思っているのではないのかな。私はそうだ。「そうなんだ、ふーん」が正解。

 

書き散らかしてしまった。全体を文章にするには少しまだ興奮気味のようだ。別に自分に名前がついたからといって今日から何かが変わるわけではないのだけれども、名前を聞かれたとき、名乗ることができるというのは悪いことじゃない。今のところ。

f:id:theendofthe:20161211171218j:plain

Philosophy of Medicine & Psychiatry

実は某医療従事者の免許を持っているので、もしイギリス留学が叶ったら、そのあとは精神科の病院に勤めて「人間とはなにか」について考えながら生きていきたいと思っていました。半分冗談ですけど。半分本気で。

**********************************************************

相変わらず単語の本をずっとやっているのですが、気晴らしに大学のサイトをめぐっていたところ、

Philosophy of Medicine & Psychiatry MA

とかいう専攻が。なにそれ...魅惑の響き...

いやバークリーやりたいとか言ったけど...

私のキャリアを生かせるのは断然こっちだし、私のキャリアに生かせるのも断然こっちだ。

Philosophy of Medicine & Psychiatry

医学・精神医学哲学ってことだよね。魅惑だけど、具体的にはよくわからない...!それこそ『狂気の歴史』とか読むのかな...?それとも医療倫理に近いんだろうか。安楽死とか中絶とかそういう…?

 

・Philosophy of Medicine

・Perspectives on Death and Killing

が必須みたい。

あとは修論と選択授業。選択授業のラインナップは哲学概論からギリシャ哲学、倫理学、カント、論理学、科学哲学、言語哲学、などなどなど。ちらちらシラバスをみると、医学哲学を前提としているものから一般的な哲学としての授業まで様々みたいです。

必須じゃないけどお勧めだよ、っていう授業に"The Concept of Mental Disorder"という授業があって、この授業でしばしば使われるらしい教科書がこれ。

 

The Oxford Handbook of Philosophy and Psychiatry (Oxford Handbooks)

The Oxford Handbook of Philosophy and Psychiatry (Oxford Handbooks)

  • 作者: K. W. M. Fulford,Martin Davies,Richard Gipps,George Graham,John Sadler
  • 出版社/メーカー: Oxford University Press, USA
  • 発売日: 2015/05/05
  • メディア: ペーパーバック
  • この商品を含むブログを見る
 

 一部、フリーでDLできたので"The Insanity Defense as a History of Mental Disorder"というタイトルのエッセイをちょっと読んでみることにしましたがタイトルから意味がわかりません。

ちなみにEnglish language requirementsは

 7.0 overall with a minimum of 6.5 in reading & writing and 6.0 in listening & speaking

 らしい。まじか。単語やろ。

発音をちゃんとやる。

というわけでこれ。単語に飽きたらこれを眺めてリピート・アフター・ハーしている。

www.bbc.co.uk

信頼と安定のBBC

練習として出てくるような、1音節の単語ならまぁなんとかできるんだよね。問題は2音節以上になったとき、さらには文章になったとき。

でも実際、発音記号考えながら発音なんてしないんだから、単語覚えるときにちゃんとした発音で何回も何回も発音してみて身体で覚える...とかいう理想論。

********************************************

ところで英単語を勉強しているとき、最近気付いたのは所有格のsを意外とよく使うということです。

所有格、って名前がついているせいもあるのかな。英作文で使おうと思うとこの程度になってしまう。

Benjamin's book / her mother's car / our teacher's house

持ち物!とにかく持ち物!持ち物以外になんか使っちゃいけない気がしてた!

でも英単語の本に出てくる例文みていると

the machine's breakdown / the company's turnover

持ち物じゃない!

これはどっちも、私だったら"of"を使いたくなるやつ。

所有格をうまく使えるときっと英作文が楽になるに違いない。

"その男性の医者は彼に言った"

を英作文するとき、医者は彼の所有物じゃないのでなんとなく所有格を使うのが躊躇される。でも"The doctor of the man"もなんかおかしい気がする。

そうなると「The doctor who...診察するって英語でなんだっけ...」とか関係し使いたくなってきてストップする。

いや、でもさ。これが"彼の医者は"だったらあんまり悩まないで"his doctor"にできる気がする。てことはやはり慣れか。所有格を使い慣れなければならない。

所有格を制するものは英語を制さないけれども、英語の一部を制す。

私の発音は私のアイデンティティだ。

先日youtubeの海を揺蕩っていたとき、ちらりと見かけた、なんですかねこれは。youtuberというやつなんでしょうか。バイリンガルの方が英語指南しているチャンネルのひとつの動画を観ました。


日本人が発音を気にする理由〔#407〕

私は発音が本当にダメで、というかちゃんと勉強や練習をしたことがなくて、以前友人がスコットランドに留学していたので遊びに行ったら、私の話す英語が現地で全く通じなかった、というくらいに発音がダメです。

さてこの動画をみて、私は目からうろこが落ちました。

「お前の発音は、お前のアイデンティティだ」

日本で生まれて、日本で育った、お前の日本人発音はお前のアイデンティティだ!だから!胸を張るんだ!!その発音に!!!

そうか!確かに!!これは私のアイデンティティだ!これでいいんだ!

 

いや良くない。発音記号からちゃんとやろう...。

通じればいいんだけどさ。通じないからさ。

発音と言えば、英語以外の言語を何か勉強したいという人がいたら私は全力でイタリア語をお勧めする。

体感だけど、同じ程度の発音能力だったとして、ネイティブが聞き取ってくれるかどうかに関しては

イタリア語>>英語>ドイツ語

だと思う。イタリア語はカタカナでも問題なく聞き取ってくれる。あと、日常会話で必要とされる語彙が少ない。文法は英語の方が簡単だけれど。

**********************************************

 ところでyoutubeは時間食い虫ですね。

英語学習チャンネル的なものはいくらでもあって、観てると勉強している気分になってしまっていけない。

でもそれこそ、発音なんかは、動画で勉強するのはありだよなー、きっとー。

YoutubeでBerkeleyを漁る。

昨日の記事を書く時に「Dialoguesってスペルあってるよね...」って不安になって"Three dialogues"で検索したときに出てきた動画が衝撃だった。


George Berkeley: Dialogues between Hylas and Philonous

ポリゴンwwwwwwwww微妙wwww

英語はとても聞き取りやすい(わかるとは言ってない)。しかしなんだかシュールだ...。9分で「存在」について説明してくれているらしい。

Youtubeってなんでもあるんだな...と思って関連動画を見ていたら大学の授業とかもあった。


A History of Philosophy | 44 George Berkeley's Idealism

ウィートン大学の授業。これはいいなぁ。これを聞いてわかるようになるのは目標にしていいよね。

他にもオックスフォードの哲学概論の授業とかもあったよ。

哲学者の名前の実際の発音とかも勉強になるよね!ウィーンに行ってた時、語学学校の先生が哲学勉強していた人で、「何を専門にしているの?」って聞かれたときにバークリーって言ったけど聞き取ってもらえなかったのはかなり心の傷になっている。

とにかくたくさんあったけど、最後にこれだけ。


George Berkeley - The Great Idealist (BBC In Our Time)

イギリス英語にこだわるなら。対話形式だからわかりやすいかもしれない(わかるとは言ってない)。

しかしまずは単語なのだ...。

てつがくしょむつかしすぎてまじうける。

英単語のノルマに追われて他の勉強が全然できていない。

そんな中、「例えば『イデア界』って英語でなんていうんだろう?」と突然思った。

*********************************************

学生時代、原書購読の授業で教授が「原書で読んだ方が分かりやすい場合が多々ある」という話をしていたのを覚えているけれど、いやいやいやいやないわーって思ったし、実際「原書の方が分かりやすいですわ!」と実感したことはなかった。

なので、おいおい英語で読めるようにしたいけれども、とりあえず今は日本語で勉強してて良いでしょ。だって、手元にあったバークリーの『Three Dialogues』をぺらりとめくってみるものの、不安しか残らないもの。自分の理解があっているかどうかの不安。

 

しかし今、数日前の衝撃を無視するわけにはいかない。

本棚にみつけた『狂気の歴史』は、いつか、死ぬまでには読みたいと思っている本の1冊で、この手の「死ぬまでには読みたい(今は読めない)」本が沢山あるわけだけれども、ふと取り出して序論を読み始めてみた。

この別種の狂気の傾向について歴史を書く必要があるのである―その傾向によって、人間は隣人を監禁する最高権威たる理性のはたらきを通して伝達し、非狂気の無情な言語を介して認知しあう。

…なるほどわからん。

びっくりするくらいわからない。文脈もなく取り出してわからないのも当たり前だろうと思われるかもしれないけれど、これはほぼ冒頭だ。7行目だ。7行目でもうわからない。衝撃でしかない。日本語なのにこんなに意味が不明ってどういうことだ。まぁ、フーコーとかあの辺(ひどい)はわかりにくいで有名なので仕方ないとはいえ、内容理解どころか日本語として分解することすらできない。

 

狂気の歴史―古典主義時代における

狂気の歴史―古典主義時代における

 

 ちなみに他にも『言葉と物』『差異と反復』辺りがインテリアである。

 

待てよ。もしかしてこれがあれじゃないのか。原書で読んだ方が分かりやすいというあれじゃないのか。しかしさすがにフランス語は無理。というわけで英語を探してきてみる。

 We have yet to write the history of that other form of madness, by which men, in an act of sovereign reason, confine their neighbors, and communicate and recognize each other through the merciless language of non-madness;

...ふむ、わからん。

あれじゃない?どっちもわからないんだったら英語で読めばよくない?

**********************************************

ところで『イデア界』は英語でなんていうのだろう。

イデア」はもちろん和英辞典に載っているけれど、「イデア界」は載っていない。仕方ないからwikipediaで調べようと思ったけれど、もうプラトンがPlatonじゃなくてPlatoな時点で絶望した。

英語で哲学を勉強することを目標にするなら、もはや「イデア界」で理解する必要はないのではなかろうか。

そして英語で哲学書を読むには、英語力が足りなすぎるのではなかろうか。

 

そんなわけで今日も英単語のノルマをこなしに戻るのです。

 

*追記

日本語訳の方、しげしげと3分くらい眺めてみると"隣人"は隣に住んでる石川さんのことじゃないし”監禁する”も別に実際石川さんのことは監禁してないしどっちも何かの置き換えなので、逆に冒頭7行目なら「なるほどわからん!」で良くて、あとで戻ってみたときにああそういうことを言っていたのかってわかればいいんじゃないかということがわかってきた。

「わからないがわかる」は大事なことだからね!!

あと、フーコーは特に難解なので、例えとして挙げるには適切でなかったということもあり、焦らずに日本語で読んでいこうと思った。

yagian.hatenablog.com

やはり素人が手を出す本ではなかった。でも死ぬまでには読みたい。