読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

生きることに不安はない、ただし。

あんまり“誰かに読んでもらう”を前提としていない備忘録。老後の貯金だけを目標にあと何十年も働くとか無理そうなので。

てつがくしょむつかしすぎてまじうける。

英単語のノルマに追われて他の勉強が全然できていない。

そんな中、「例えば『イデア界』って英語でなんていうんだろう?」と突然思った。

*********************************************

学生時代、原書購読の授業で教授が「原書で読んだ方が分かりやすい場合が多々ある」という話をしていたのを覚えているけれど、いやいやいやいやないわーって思ったし、実際「原書の方が分かりやすいですわ!」と実感したことはなかった。

なので、おいおい英語で読めるようにしたいけれども、とりあえず今は日本語で勉強してて良いでしょ。だって、手元にあったバークリーの『Three Dialogues』をぺらりとめくってみるものの、不安しか残らないもの。自分の理解があっているかどうかの不安。

 

しかし今、数日前の衝撃を無視するわけにはいかない。

本棚にみつけた『狂気の歴史』は、いつか、死ぬまでには読みたいと思っている本の1冊で、この手の「死ぬまでには読みたい(今は読めない)」本が沢山あるわけだけれども、ふと取り出して序論を読み始めてみた。

この別種の狂気の傾向について歴史を書く必要があるのである―その傾向によって、人間は隣人を監禁する最高権威たる理性のはたらきを通して伝達し、非狂気の無情な言語を介して認知しあう。

…なるほどわからん。

びっくりするくらいわからない。文脈もなく取り出してわからないのも当たり前だろうと思われるかもしれないけれど、これはほぼ冒頭だ。7行目だ。7行目でもうわからない。衝撃でしかない。日本語なのにこんなに意味が不明ってどういうことだ。まぁ、フーコーとかあの辺(ひどい)はわかりにくいで有名なので仕方ないとはいえ、内容理解どころか日本語として分解することすらできない。

 

狂気の歴史―古典主義時代における

狂気の歴史―古典主義時代における

 

 ちなみに他にも『言葉と物』『差異と反復』辺りがインテリアである。

 

待てよ。もしかしてこれがあれじゃないのか。原書で読んだ方が分かりやすいというあれじゃないのか。しかしさすがにフランス語は無理。というわけで英語を探してきてみる。

 We have yet to write the history of that other form of madness, by which men, in an act of sovereign reason, confine their neighbors, and communicate and recognize each other through the merciless language of non-madness;

...ふむ、わからん。

あれじゃない?どっちもわからないんだったら英語で読めばよくない?

**********************************************

ところで『イデア界』は英語でなんていうのだろう。

イデア」はもちろん和英辞典に載っているけれど、「イデア界」は載っていない。仕方ないからwikipediaで調べようと思ったけれど、もうプラトンがPlatonじゃなくてPlatoな時点で絶望した。

英語で哲学を勉強することを目標にするなら、もはや「イデア界」で理解する必要はないのではなかろうか。

そして英語で哲学書を読むには、英語力が足りなすぎるのではなかろうか。

 

そんなわけで今日も英単語のノルマをこなしに戻るのです。

 

*追記

日本語訳の方、しげしげと3分くらい眺めてみると"隣人"は隣に住んでる石川さんのことじゃないし”監禁する”も別に実際石川さんのことは監禁してないしどっちも何かの置き換えなので、逆に冒頭7行目なら「なるほどわからん!」で良くて、あとで戻ってみたときにああそういうことを言っていたのかってわかればいいんじゃないかということがわかってきた。

「わからないがわかる」は大事なことだからね!!

あと、フーコーは特に難解なので、例えとして挙げるには適切でなかったということもあり、焦らずに日本語で読んでいこうと思った。

yagian.hatenablog.com

やはり素人が手を出す本ではなかった。でも死ぬまでには読みたい。